松尾芭蕉が「おくのほそ道」で最も長く滞在した地釈迦牟尼仏をご本尊とする厳かな山寺
雲厳寺は、栃木県大田原市雲岩寺に所在する臨済宗妙心寺派の名刹。
筑前の聖福寺、越前の永平寺、紀州の興国寺と並んで、日本禅宗四大道場のひとつとされており、現在も禅の修行のための道場とされている。
松尾芭蕉が「おくのほそ道」で最も長く滞在した場所としても知られています。松尾芭蕉は江戸深川時代に仏頂国師から禅の教えを受ており、仏頂国師が雲巌寺で修行をしたことから、芭蕉が寺を訪ね、仏頂国師を偲び句を残している。寺域には当時の住職であった仏頂禅師と芭蕉の歌碑があり、各々の句が刻まれている。