縁結びと福の神 日光二荒山神社:日光山信仰の中心
日光東照宮、輪王寺とともに「日光の社寺」として世界文化遺産に登録されている日光二荒山神社(にっこうふたらさんじんじゃ)。その歴史は奈良時代に勝道上人(しょうどうしょうにん)が御神体である男体山(なんたいさん)の神様を祀ったことに始まり、1200年以上にわたって日光山信仰の中心として篤い崇敬を集めてきました。
日光二荒山神社では、二荒山大神(ふたらやまのおおかみ)と総称される大己貴命(おおなむちのみこと)、田心姫命(たごりひめのみこと)、味耜高彦根命(あじすきたかひこねのみこと)の三柱の神様をお祀りしています。この三柱が親子であることから、二荒山神社は縁結びをはじめ、夫婦円満、家庭円満、安産祈願などにご利益が篤いとされています。
境内には「夫婦杉」「親子杉」などの御神木や、若返りのご利益があるとされる霊泉「二荒霊泉(ふたられいせん)」、運試しができる「運試しの輪投げ」など、楽しみながらご利益をいただけるパワースポットが点在しています。
特に縁結びや福の神、勝負運の神様として名高く、良縁を願う多くの参拝者で賑わっています。