天空の赤い絨毯!那須高原を彩る20万本の絶景ツツジ回廊
那須連山の主峰、茶臼岳の中腹に広がる「八幡ツツジ群落」は、那須高原を代表する花の名所の一つです。約23ヘクタール(東京ドーム約5個分)という広大な敷地に、約20万本ものツツジが自生しており、その圧巻の風景は訪れる人々を魅了します。
見頃の時期
例年5月中旬から6月上旬にかけて見頃を迎えます。最盛期には、一帯が燃えるような朱色に染まり、新緑の緑との美しいコントラストを楽しむことができます。
群落の特徴
- 圧倒的なスケール: 約20万本のヤマツツジやレンゲツツジが一面に咲き誇る様は圧巻です。
- 雄大な自然景観: 背景に那須連山の雄大な景色が広がり、ツツジの美しさを一層引き立てます。
- 散策のしやすさ: 群落内には木道や遊歩道が整備されており、気軽に散策を楽しむことができます。展望台も設置されており、群落全体や関東平野を一望できます。
- ユニークな成り立ち: この地はかつて牛や馬の放牧地でした。ツツジには毒があるため、家畜に食べられることなく残り、現在の見事な群落が形成されたと言われています。
- 選ばれた景色: その美しい景観と香りが評価され、環境省の「かおり風景100選」や「とちぎの景勝100選」にも選定されています。
周辺の見どころ
- つつじ吊橋: 全長130m、高さ38mの大きな吊り橋で、ツツジ群落のすぐ近くにあります。橋の上からは、眼下に広がる渓谷と那須の山々の絶景が楽しめます。
- ハイキングコース: ツツジ群落は「那須自然研究路」の一部にもなっており、新緑や紅葉の時期のハイキングにも最適な場所です。
那須の豊かな自然が織りなす初夏の絶景を、ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。