8つのテーマで季節感あふれる庭園が魅力の、
花と光のテーマパーク。
栃木県足利市に位置する「あしかがフラワーパーク」は、四季折々の美しい花々が楽しめる花の楽園です。特に、その圧巻の藤棚は国内外から多くの観光客を引きつけ、訪れる人々に感動を与えています。
四季を彩る花の競演
あしかがフラワーパークは、「8つの花の季節」をテーマに、一年を通して様々な花々で園内を彩ります。
- 春: 3月から4月にかけてチューリップや桜が咲き誇り、春の訪れを告げます。そして4月中旬から5月中旬にかけて、パークの象徴ともいえる「ふじのはな物語~大藤まつり~」が開催されます。樹齢160年を超える大藤の藤棚は600畳にも及び、紫、白、黄色といった色とりどりの藤が、まるで絵巻物のように咲き誇ります。特に、80m続く白藤のトンネルや、珍しいきばな藤のトンネルは必見です。この時期はツツジやシャクナゲも見頃を迎え、園内は最も華やかな季節となります。
- 夏: 梅雨の時期にはアジサイやハナショウブが彩りを添え、夏本番には熱帯性スイレンが涼しげな表情を見せます。
- 秋: 2万株のアメジストセージがむらさき色の絨毯のように広がり、秋の澄んだ空気の中で鮮やかな景色を楽しむことができます。
- 冬: 10月下旬から2月中旬にかけては、日本三大イルミネーションにも認定されている「光の花の庭」が開催されます。500万球を超えるイルミネーションが園内を幻想的に照らし出し、藤の花を光で再現した「奇蹟の大藤」など、ここでしか見ることのできない感動的な光景が広がります。
あしかがフラワーパークの園内は、一年を通して草花に加えイルミネーションによるライトアップが施され、中でも10月下旬~2月上旬の「光の花の庭」、7月~8月の「フラワーファンタージー in サマー」はもうひとつの目玉とされており、日本夜景遺産にも選定されています。
世界が認めた夢の旅行先
あしかがフラワーパークの藤が作り出す幻想的な風景は、アメリカのCNNによって「世界の夢の旅行先10カ所」に日本で唯一選出されるなど、国際的にも高い評価を受けています。