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金売り吉次の墓|街道沿いに眠る「義経伝説」のキーマンを訪ねて
栃木県壬生町、のどかな田園風景が広がる上稲葉の一角に、ひっそりと佇む石碑があります。ここは、源義経の奥州行きを支えたとされる伝説の商人、金売り吉次(かねうりきちじ)が眠る場所と伝えられています。歴史の教科書には載らない、けれど人々の記憶に深く刻まれた物語が、この場所には静かに息づいています。
源義経の再起を支えた「黄金の商人」の最期
金売り吉次は、平安時代末期から鎌倉時代初期にかけて活躍したとされる豪商です。源義経が兄・頼朝と対立し、平泉(岩手県)へと逃れる際、吉次は彼に同行し、その旅路を支えたと言われています。しかし、この稲葉の地で病に倒れ、生涯を閉じたと伝わっています。
『奥の細道』の足跡にも記された場所
この墓は、江戸時代の俳人・松尾芭蕉に随行した河合曾良の日記にも登場します。日記には「壬生より半道ばかり行って、吉次の塚が右の方の畑の中にある」といった内容が記されており、当時から旅人たちの関心を引く名所であったことが伺えます。
土地の人々に守られてきた「吉次様」
現在の墓は小さな祠の中に祀られており、そこから約20メートルほど東には、吉次の守護仏である観音様を祀ったお堂が残っています。地元の人々は今もこの場所を「吉次様」と呼び、大切に保存し続けています。名もなき集落に、偉大な商人の伝説が息づいている点に、歴史のロマンを感じずにはいられません
金売り吉次の墓 スポット情報
歴史・文化
- 史跡
補足・特記事項
駐車場:専用駐車場なし(近隣の通行に配慮が必要)

投稿ファン:tochigifan さん | 公式確認前の情報です
アクセスマップ
金売り吉次の墓
栃木県壬生町上稲葉1603金売り吉次の墓
栃木県壬生町上稲葉1603金売り吉次の墓
東武宇都宮線「壬生駅」からタクシーで約10分(約4km)
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