スポット詳細情報
「お酉様」と「咳止め」の信仰が息づく、都賀町家中の総鎮守。下野國 鷲宮神社
栃木市都賀町家中、静かな集落の中に佇む「下野國 鷲宮神社」。地元では「お酉様(おとりさま)」の愛称で親しまれ、1200年以上の歴史を紡いできた古社です。単なる地域の守り神としてだけでなく、鎌倉幕府にまつわる伝説や珍しい神事が今も大切に受け継がれています。
鎌倉幕府・源頼家ゆかりの「咳止めの神様」
鷲宮神社の大きな特徴の一つが「咳止めの神様」としての信仰です。その由来は鎌倉時代まで遡ります。 幕府二代将軍・源頼家が幼少期に百日咳を患った際、母である北条政子が「鶏肉と卵」を断って当社に祈願したところ、たちどころに快復したという言い伝えがあります。この故事にちなみ、現在でも百日咳や喉の病に悩む人々が、鶏肉や卵を断って祈願に訪れる姿が見られます。
夢を育む「夢たまご」と鶏の意匠
境内に一歩足を踏み入れると、神社の使いである「鶏」のモチーフが随所に見られます。特に注目したいのが、本殿の右手にある大きな卵型の石「夢たまご」です。 この卵にそっと手を触れ、心の中で3度願いを唱えると、その願いが卵の中で大切に育まれ、やがて叶うと言われています。また、手水舎も鶏の形をしており、訪れる人を温かく迎えてくれます。
伝統を繋ぐ「強卵式」と夜神楽
毎年11月23日の例大祭(酉の市)で行われる「強卵式(ごうらんしき)」は、お酉様ならではの変わった神事です。北条政子の故事に倣い、鶏を敬う心を表すこの祭りは、地域の活気を感じさせる冬の風物詩。 また、6月の第一土曜日には「依田流太々神楽(いだりゅうだいだいかぐら)」が奉納されます。夕闇の中で舞われる幽玄な夜神楽は、見る人を歴史の深淵へと誘います。
アクセスマップ
下野國 鷲宮神社
栃木県栃木市都賀町家中451-2鷲宮神社
栃木県栃木市都賀町家中451-2鷲宮神社
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