スポット詳細情報
数えるたびに数が変わる? 日光の静寂に佇む神秘の石仏群。並び地蔵(化け地蔵)
日光東照宮の賑わいから少し離れ、大谷川(だいやがわ)の清流沿いに広がる景勝地「憾満ヶ淵(かんまんがふち)」。 その川沿いの小道に、苔むしたお地蔵様がずらりと並ぶ、どこか幻想的な場所があります。ここは通称「化け地蔵」とも呼ばれ、歴史ファンや静かな散策を楽しみたい人々にひそかに愛されているスポットです。
歴史と伝説:「化け地蔵」と呼ばれる理由
正式名称は「並び地蔵」。慈眼大師天海(徳川家康の側近)の弟子たちが、「過去万霊・自己菩提」のために刻んだものと伝えられています。 当初は約100体もの地蔵菩薩が並んでいましたが、明治35年(1902年)の大洪水で一部が流され、現在は約70体が残るのみとなりました。
最大の特徴は、その不思議な別名です。「行きに数えた数と、帰りに数えた数が合わない」という言い伝えから、地元では「化け地蔵」と呼ばれ親しまれてきました。実際に歩きながら数えてみると、並び方や角度によって確かに数え間違えやすく、昔の人が不思議がった気持ちを追体験できるかもしれません。
苔と静寂が織りなす美しい景観
お地蔵様は長い年月を経て苔に覆われ、一つひとつ異なる表情をしています。赤いよだれかけや帽子が彩りを添え、深い緑の中に静かに佇む姿は非常にフォトジェニックです。 すぐ側を流れる大谷川の瀬音を聞きながら、対岸の日光植物園の緑や、秋には鮮やかな紅葉を眺めることができ、心洗われるひとときを過ごせます。
周辺の見どころ
並び地蔵の近くには、弘法大師が筆を投げて彫ったという伝説が残る「かんまん」の梵字(大岩壁)や、霊庇閣(護摩壇の跡)などがあり、歴史ミステリー好きにはたまらないエリアとなっています。
アクセスマップ
並び地蔵
栃木県日光市日光並び地蔵
栃木県日光市日光並び地蔵
- 日光宇都宮道路「日光IC」から車で約10分
- 東武バス中禅寺温泉行き「総合会館前」下車、徒歩約15~20分
駐車場:あり(含満公園駐車場/無料/約30台)※スポットまで約200m、徒歩数分です
ファンズレポート
まだレポートがありません。