殺生石

せっしょうせき

〒3250301 栃木県那須町 湯本 殺生石

スポット詳細情報

九尾の狐伝説と、荒涼とした大地に漂う硫黄の香り

那須湯本温泉の奥、草木も生えない荒涼とした風景が広がる場所に「殺生石」はあります。古くから「九尾の狐」の伝説が残り、今なお火山ガスが漂うこの地は、自然の力強さと人々の畏怖の念が交差する、那須を象徴する史跡の一つです。

「九尾の狐」が姿を変えたという伝説の巨石

かつて美女に化けて国を滅ぼそうとした「九尾の狐」が、軍勢に追い詰められて石に姿を変えたという伝説。その怨念が毒を放ち、近づく生き物の命を奪ったことから「殺生石」と呼ばれるようになりました。

2022年3月には、長年の自然現象によって石が真っ二つに割れたことが大きな話題となりました。「封印が解かれたのでは」と囁かれるなど、伝説が単なる昔話ではなく、今もなお生き続けていることを感じさせてくれます。

「賽の河原」に並ぶ千体地蔵

殺生石へと続く遊歩道の周囲は、硫黄の香りが立ち込め、独特の静寂に包まれています。そこに並ぶのは、膨大な数の地蔵群「千体地蔵」です。

誰かを想い、祈りを込めて作られた無数の地蔵が、荒々しい風景の中で静かに佇む姿は、訪れる人の心に深く訴えかけるものがあります。松尾芭蕉もこの地を訪れ、『奥の細道』にその感慨を残したといわれており、歴史の重みを肌で感じることができます。

火山の息吹を五感で感じる散策路

周辺は現在も硫化水素などの火山ガスが噴出しており、その影響で岩肌が白く変色しています。整備された木道を歩けば、那須岳(茶臼岳)から続く火山のダイナミズムを安全に観察することが可能です。

観光地の華やかさとは一線を画す、実直で、少し背筋が伸びるような空気感。自然への敬意を思い出すための散策に、これほど適した場所はありません。

殺生石 スポット情報

設備

  • 駐車場あり
  • トイレあり

補足・特記事項

駐車場:無料・那須町営駐車場など

アクセスマップ

殺生石
栃木県那須町湯本殺生石

アクセス情報

  • 車:東北自動車道「那須IC」より車で約30分
  • 公共機関:JR黒磯駅より関東自動車バス「那須湯本」行きで約35分、終点下車徒歩約5分

注意事項

火山ガスの影響により、立ち入り禁止区域には絶対に入らないでください。

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