太平山の絶景を隠し味に。伝統の「三種の新神器」を味わう茶屋「山田家」
栃木市民にとって馴染み深い「太平山」。その山頂近く、太平山神社のすぐそばで長年愛されているのが「山田家」です。ここでは、街を一望できるパノラマビューとともに、この地で古くから受け継がれてきた名物を楽しむことができます。ハイキングの休憩はもちろん、日常を少し離れて心とお腹を満たしたいときに、ぜひ訪れてほしいスポットです。
太平山に来たら外せない「三種の新神器」
山田家を訪れたら、まずは「名物セット」をおすすめします。太平山には「三種の新神器」と呼ばれる名物がありますが、その由来は江戸時代まで遡ります。
- 玉子焼: 夜泣きする鶏が災いを招くとされ、太平山神社に奉納された鶏の卵を使ったのが始まり。山田家の玉子焼は、注文を受けてから焼き上げるため熱々で、出汁の旨みが凝縮された優しい甘さが特徴です。
- 焼き鳥: 同じく奉納された鶏から始まった名物。大ぶりで弾力のある鶏肉に、香ばしいタレがしっかり絡み、食べ応えも抜群です。
- だんご: 五穀豊穣を願って奉納された米で作られたのが「太平だんご」。こしあんや、ヨモギが香る草だんごなど、素朴でどこか懐かしい味わいです。
眼下に広がる「陸の松島」と関東平野の絶景
山田家の最大の贅沢は、テラス席(展望台のような客席)からの眺望です。天気が良ければ栃木市街はもちろん、遠く関東平野まで見渡すことができます。 謙信平付近からの眺めは、あまりの美しさに上杉謙信が驚いたという言い伝えから「陸の松島」とも称されます。四季折々の表情があり、春は桜、初夏はあじさい坂の散策帰り、秋は紅葉と、どの季節に訪れても絶景が食事に彩りを添えてくれます。
誰もが等身大で過ごせる「山の上の止まり木」
「山田家」は、お一人様からファミリー、そしてペット連れの方まで、誰もが気兼ねなく過ごせる温かい雰囲気があります。 広々とした座敷席でゆっくり蕎麦を啜るのも良し、テラス席で愛犬と一緒に景色を眺めながらお団子を頬張るのも良し。店員さんの親切な接客も相まって、山の上の澄んだ空気の中で過ごす時間は、慌ただしい日常を忘れさせてくれるはずです。



